柴又帝釈天・題経寺の住職。檀家からは“御前様”と親しまれている。寅次郎のことは幼い頃からの行状ぶりを見ており、いつも案じている。付属の幼稚園の園長も兼任。一人娘・坪内冬子(光本幸子)は、寅次郎の幼なじみ。
<プロフィール>
笠智衆 りゅう・ちしゅう/1904年、熊本県の浄土真宗本願寺派の寺に生まれる。1925年、東洋大学を中退し、松竹キネマ蒲田撮影所第一期研究生となる。一度は実家に戻り、住職となるが、1926年再び上京し、松竹映画の俳優として長いキャリアを歩みだす。
小津安二郎、清水宏、渋谷実、木下惠介監督の名作に数多く出演。第1作『男はつらいよ』(69年)から、第45作『寅次郎の青春』(92年)まで、寅次郎の最大の理解者の一人である御前様を演じ続けた。山田洋次作品では『家族』(70年)、『故郷』(72年)での老いた父親役の名演を残している。93年没。
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| 第1作 『男はつらいよ』 |
第18作 『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』 |
