三郎「寅さん、寅さんは恋をしたことありますか?」
寅「おい、こら、おまえ誰に聞いてるんだ、『恋をしたことがありますか』よく言うよおまえ。オレから恋を取ってしまったら何が残るんだ。三度三度飯を食って屁をこいて糞をたれる機械。つまりは造糞機だよ。な、おいちゃん」
(第30作『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』』より)~~~~~~~~
<解説>
寅さんは、自分のことを熟知している。身の丈をわきまえているからこそ、こうした
冷静な自己分析をすることが出来るのだろう。二枚目の三郎青年(沢田研二)は、顔
に似合わず、恋愛には奥手。そこで、恋愛のエキスパートである寅さんが、余裕を持
って恋の指南を買って出るのだが・・・










