第5作 男はつらいよ 望郷篇
かいせつ
義理ある政吉親分(木田三千雄)危篤の報をうけ、寅さんと登は札幌へ向かう。息子に逢いたいと懇願する親分のために、寅さんは機関手の息子・石田澄雄(松山省二)を説得するが、拒まれてしまう。親分の死により、浮草稼業に嫌気がさした寅さんは、一念発起、堅気を目指し、裏の工場の労働者となる。しかし長続きはせずに、たどり着いたのは浦安の豆腐店「三七十屋(みなとや)」。その一人娘・節子(長山藍子)に惚れた寅さんは、大ハリキリで、労働にいそしむが…
 山田洋次監督が『続・男はつらいよ』以来、久しぶりにメガホンをとった作品。父子の確執のエピソード、蒸気機関車のダイナミックな描写など、前半の重厚なドラマが一転、寅さんが労働者を目指す狂想曲への転調の楽しさ。浦安の豆腐屋の杉山とく子、長山藍子、その恋人・井川比佐志は、それぞれテレビ版でおばちゃん、さくら、博(テレビでは博士)を演じている。
マドンナ
長山藍子
ゲスト
杉山とく子井川比佐志
ロケ地
北海道札幌、小樽、千葉県浦安
監督 :
山田洋次
脚本 :
山田洋次 宮崎晃
原作 :
山田洋次
撮影 :
高羽哲夫
音楽 :
山本直純
美術 :
佐藤公信