第41作 男はつらいよ 寅次郎心の旅路
かいせつ
東北を走るローカル線、栗原電鉄に寅さんが乗っていると、疲れ果てたサラリーマン・坂口兵馬(柄本明)が線路に寝転んで自殺未遂。その夜、旅館で兵馬の胸の内を聞き優しく励ましているに、兵馬にウィーン旅行に誘われてしまう。断るつもりが、結局オーストリアに同行してしまった寅さんは、絵画や文化に一切興味を示さない。ところが、現地でガイドをしている久美子(竹下景子)と出会い、さらに金町出身のマダム(淡路恵子)と知り合い、すっかり日本にいる気分。やがて久美子の悩みを聞くうち、寅さんは…
 オーストリア ウィーン市の積極的な招聘を受け、ついに寅さんがヨーロッパへ。寅さんが海外に出たのはシリーズ初。ところが、ドナウ川を江戸川に見立て、神父を御前様と呼ぶ、マイペースぶりには国境はない。マドンナにはこれが三作目となる竹下景子。ヨーロッパに来たものの、そのまま居着いて帰国することもできなくなったヒロインを好演。久美子の後見人的な存在のマダムに淡路恵子。風光明媚なウィーンの初夏を背景に、寅さんの楽しい日々が描かれる。
マドンナ
竹下景子
ゲスト
淡路恵子柄本明
ロケ地
松島、栗原市、ウィーン
監督 :
山田洋次
脚本 :
山田洋次 朝間義隆
原作 :
山田洋次
撮影 :
高羽哲夫
音楽 :
山本直純
美術 :
出川三男