『男はつらいよ』とは?
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1973年、「絹の靴下」が大ヒット、歌手、女優として、ステージや映画、テレビドラマで活躍。シリーズでは、第42作『ぼくの伯父さん』(89年)、第43作『寅次郎の休日』(90年)、第44作『寅次郎の告白』(91年)、第45作『寅次郎の青春』(92年)、第48作『寅次郎紅の花』(95年)で、泉の母・礼子を演じている。
きっと(泉は)私と暮らすのが嫌なんでしょう
泉の母、佐賀県出身、名古屋でミニクラブを経営。泉を訪ねて来た満男に、泉が佐賀県に住んでいると伝える。
満男は浪人生となり、予備校通いの毎日。勉強に身が入らず、さくらや博を心配させている。そこで久しぶりに戻って来た寅さんが、その悩みを聞くために浅草のどぜう屋で酒を酌み交わす。恋心を募らせる後輩の及川泉(後藤久美子)は両親の離婚で転校。一目会いたさに名古屋から、佐賀県へバイクを飛ばす満男。偶然にも寅さんと再会、二人で泉を訪ね、美しい叔母・寿子(檀ふみ)に迎えられるが、泉の伯父は教育者で… 第27作『...
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ねぇ、私みたいな女房じゃ、亭主が逃げ出すのも無理はないと思ってるんでしょう、寅さん
泉の母、父を訪ねて上京した泉が世話になったくるまやへ挨拶に来る。そこで泉と満男が九州に向かったと聞き、寅さんと共に、二人を追いかける。美しい礼子と寅さんが、ブルートレインに乗るが・・・
満男は無事に大学へ進学を果たす。ある日、及川泉(後藤久美子)が離婚した父・一男(寺尾聰)を訪ねて名古屋から上京。満男はともに、一男の勤め先である秋葉原の大型電気店を訪ねるが、すでに仕事を辞めて、大分県日田市に住んでいるという。東京駅で泉を見送った満男は、泉が九州に行くと聞いて、思わず新幹線に飛び乗る。若い二人を追いかけて、寅さんと泉の母・礼子(夏木マリ)も寝台車で九州へ… 第42作『ぼくの伯父さ...
泉、家出しちゃったのよ・・・
泉の母、名古屋でミニクラブの雇われマダムをしている。交際相手(津嘉山正種)を家に連れて帰るが、泉の猛反発を受けてしまう。年頃の娘とのコミュニケーションと女性としての自分の間で悩む。
及川泉(後藤久美子)が、楽器店への就職を希望し、上京する。しかし、父母の離婚や、母・礼子(夏木マリ)が水商売ということが障壁となる。どうすることも出来ない満男は歯がゆい。泉が名古屋へ帰ると、母の再婚問題が彼女を悩ませる。家出をした泉が出した手紙をみて、あわてて満男は鳥取へ向かう。その頃、泉はなんと寅さんと再会。鳥取砂丘で満男と合流した三人は、寅さんの昔なじみの料亭“新茶寮”へ、女将・聖子(吉田日...
佐賀のおばちゃん?、あの嫌なおじさんが出してくれるわけないでしょう? ねえ、お願いだからあんた来て、家の中もほったらかしなのよ、ママねえ、とても困ってるの・・・
泉の母、名古屋でミニクラブ「礼」を経営。しかし、不景気で経営は苦しく、ストレスは溜まる一方、さらには持病が悪化して入院することに・・・
宮崎県油津、理髪店の女主人・蝶子(風吹ジュン)に、顔を当たってもらった寅さんは、雨宿りしているうちに、彼女の家に逗留することになる。高校の同級生の婚礼に来た、及川泉(後藤久美子)が寅さんに声をかけた瞬間、寅さんが足をくじいてしまう。その報せを聞いた満男は、泉に逢いたいがため、宮崎へ。ところが泉と一緒に迎えに来たのが、蝶子の弟・竜介(永瀬正敏)だから面白くない… 風吹ジュン演じるヒロインの蝶子は...
あの子は、泉の幸せをめちゃくちゃにしたんですよ、いったい何の権利があって・・・
泉の母。母一人娘一人で、水商売をしながら苦労して来たが、ようやく泉が結婚、しかも玉の輿ということで、一安心。ところが、結婚式の当日に、思わぬハプニングが発生して・・・
阪神淡路大震災の直前、神戸から連絡があって以来、寅さんは音信不通。さくらや、おいちゃん、おばちゃん達は心配していた。一方満男は、久しぶりに訪ねて来た泉(後藤久美子)から、結婚の報告を受けてショックを隠せない。ヤケをおこして、岡山県津山市での泉の結婚式をメチャクチャにしてしまう。失意の満男は、奄美大島の加計呂麻島で出会った女性の親切で、彼女の家の世話になることに。その女性はリリー(浅丘ルリ子)で...