男はつらいよ

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  3. 志村喬(諏訪飈一郎)

諏訪飈一郎 第1・8・22作 志村喬

プロフィール

黒澤明監督の『生きる』や『七人の侍』など、日本映画を代表する名優。山田監督は『ゴジラ』の本多猪四郎監督の『男ありて』のイメージで、博の父を創出し、キャスティングしたという。

 
志村喬

第1作 昭和44年8月
男はつらいよ

諏訪飈一郎

諏訪飈一郎(志村喬)

この八年間は、私達にとって長い長い、冬でした・・・そして今ようやく皆様のおかげで、春を迎えられます・・・

博の父。元北海道大学名誉教授。研究一筋の仕事人間の父に、博は反発し家出。再会したのは8年後、博の結婚式だった。第8作『寅次郎恋歌』で寅さんに“家庭の大切さ”、第22作『噂の寅次郎』では “人生のはかなさ”を教える。

男はつらいよ

第1作 男はつらいよ

寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・
 フジテレビ版の結末に抗議が殺到したこともあり、寅さんをもう一度、というこ...

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マドンナ
ゲスト

第8作 昭和46年12月
男はつらいよ 寅次郎恋歌

諏訪飈一郎

諏訪飈一郎(志村喬)

人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。こに早く気がつかないと不幸な一生を送ることになる。分かるね、寅次郎君、分かるね・・・

博の父。元北海道大学名誉教授。研究一筋の仕事人間の父に、博は反発し家出。再会したのは8年後、博の結婚式だった。第8作『寅次郎恋歌』で寅さんに“家庭の大切さ”、第22作『噂の寅次郎』では “人生のはかなさ”を教える。

男はつらいよ 寅次郎恋歌

第8作 男はつらいよ 寅次郎恋歌

「ハハキトク」の報を受け、備中高梁へと向かった博とさくらは、葬儀にやってきた旅先の寅さんとバッタリ再会。博と父・飃一郎の関係はギクシャクしているが、寅さんは飃一郎と意気投合して高梁に残る。そこで「本当の人の暮らし」についての説教を受け、反省の気持ちと共に柴又へ。同じ頃、門前では、六波羅貴子(池内淳子)が喫茶店「ローク」を開店。女手一つで、小学生の息子を育てる貴子に、寅さんの想いは募るばかり・・...

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第22作 昭和53年12月
男はつらいよ 噂の寅次郎

諏訪飈一郎

諏訪飈一郎(志村喬)

大人物は反省して去ったか・・・

博の父。元北海道大学名誉教授。研究一筋の仕事人間の父に、博は反発し家出。再会したのは8年後、博の結婚式だった。第8作『寅次郎恋歌』で寅に“家庭の大切さ”、第22作『噂の寅次郎』では “人生のはかなさ”を教える。

男はつらいよ 噂の寅次郎

第22作 男はつらいよ 噂の寅次郎

旅の途中、静岡県の大井川にかかる蓬莱橋で雲水(大滝秀治)に、“女難の相”があると見立てられた寅さん。早速、失恋した小島瞳(泉ピン子)を慰める。さらに、木曽路をゆくバスの中で、博の父・飈一郎(志村喬)と再会。「今昔物語」を例えに“人生の儚さ”を教えられ、柴又へ戻ってくる。ちょうどその頃、とらやには、美しい女店員・荒川早苗(大原麗子)がつとめていた。美人の出現に「今昔物語」もなんのその、張り切る寅さん...

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