カラスの常・倉富常三郎 第28作 小沢昭一
プロフィール
麻布中学では、フランキー堺、加藤武らと同級。早稲田大学在学中に俳優座養成所に入って、演劇の世界へ。映画は早稲田の同窓・今村昌平の紹介で、1954年に映画デビューを果し、川島雄三や今村作品の常連として活躍。1960年代末より「日本の放浪芸」を記録するためのフィールドワークを重ね、テキヤや大道芸の世界にも精通している。山田洋次作品では『馬鹿が戦車でやって来る』(64年)、『吹けば飛ぶよな男だが』(68年)に出演。
麻布中学では、フランキー堺、加藤武らと同級。早稲田大学在学中に俳優座養成所に入って、演劇の世界へ。映画は早稲田の同窓・今村昌平の紹介で、1954年に映画デビューを果し、川島雄三や今村作品の常連として活躍。1960年代末より「日本の放浪芸」を記録するためのフィールドワークを重ね、テキヤや大道芸の世界にも精通している。山田洋次作品では『馬鹿が戦車でやって来る』(64年)、『吹けば飛ぶよな男だが』(68年)に出演。
万一の話たい。万一俺が死んだらくさ、あいつば女房にしてやってくれんと
寅さんのテキヤ仲間で、飲む打つ買う、三拍子揃った女房泣かせの男。妻の光枝が博多の旅館で仲居をしている時に、ライバルと争って結婚。しかし、将来の性格で、彼女に苦労をかけ通し、ついには長年の道楽がたたって病床につく。