奈良 基本情報
奈良時代に平城京が置かれた古都であり、シルクロードの終着点として天平文化が花開いた地として知られる。
現在の奈良市は、奈良県の北部一帯を占める広域市で、同時に奈良盆地の北端にも当たる。市東部は大和高原にあたり、標高300mから600m級の高地が続く。北境は古代に平城山(ならやま)と呼ばれた丘陵地帯で京都府と接している。平城山を越えて山城と通じる奈良坂は古くからの重要交通路の一つ。
市域は東西に広く、 東部の山間地、文化財を多数抱え国際観光文化都市としての顔を持つ中東部の市街地、大阪の衛星都市としての性格を持ち住宅地として開発が行われてきた西部と、複数の顔を持ち、同じ市内でありながら、街の雰囲気、住民の指向は違いを見せる。