会津 基本情報
福島県を奥羽山脈と阿武隈高地の2つの尾根線を概ねの境界と、西から順に「会津」「中通り」「浜通り」の3つの地域の1つ。会津盆地を中心として、東は奥羽山脈、西は越後山脈、南は下野山地(帝釈山脈、大佐飛山地を含む)、北は飯豊山地に囲まれた山岳地帯である。地方中心地は会津若松市。
『古事記』によれば、古くは相津と書いた。崇神天皇の時代、諸国平定の任務を終えた四道将軍大毘古命と建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)の親子が、この地で合流したことに由来するという。会津美里町の伊佐須美神社縁起にも同様の伝承がある。