佐渡島 基本情報
カタカナの「エ」、または、アルファベットの「S」の字形に似た特徴的な形の島である。
地形は3つに大別できる。北に大佐渡山地(おおさどさんち)、南に小佐渡山地(こさどさんち)[5]、この2つの間に穀倉地帯の国中平野(くになかへいや)が広がる。
大佐渡山地の方が高く、最も高い金北山 (1,172m) がある。小佐渡山地の最高点は大地山 (645m) である。佐渡全域が佐渡弥彦米山国定公園に含まれる。
大佐渡山地の北側海岸は、山が海に迫る景勝地で、断崖絶壁そして無数の岩礁が約50kmにわたって連なり、中でも尖閣湾が有名である。小佐渡山地は、大佐渡山地に見られる荒々しさがなく、自生のみかんや茶も見られる穏やかな丘陵地帯となっている。
国仲平野は、島の平野としては広く、多くの川で潤い、水稲栽培が行われている。国仲平野の西側に真野湾、東側に両津湾がある。国仲平野を流れる国府川は真野湾に注ぐ。国仲平野の東端にあり、新潟県で最大の湖である加茂湖(汽水湖)と、真野湾の二ヶ所でカキの養殖が行われている。