宇佐美春子・島崎真知子 第4・36作 栗原小巻
プロフィール
俳優座のトップ女優。彼女のファンをコマキストと呼んだ。渥美清とはTBS「泣いてたまるか」で共演、シリーズ第4作のほか、第36作『柴又より愛をこめて』でもマドンナを演じている。映画『忍ぶ川』(72年)、『サンダカン八番娼館 望郷』(74年)などに出演。
俳優座のトップ女優。彼女のファンをコマキストと呼んだ。渥美清とはTBS「泣いてたまるか」で共演、シリーズ第4作のほか、第36作『柴又より愛をこめて』でもマドンナを演じている。映画『忍ぶ川』(72年)、『サンダカン八番娼館 望郷』(74年)などに出演。
あの・・・
もし、私のお部屋に
関係したことでしたら
どうぞ、
そんな喧嘩なんか
なさらないで、私、
ちっとも気にして
ませんから、ね
とらやの二階に下宿している、題経寺付属ルンビニー幼稚園の教諭。彼女が幼い頃に、父が出奔して以来、母と二人で生きて来た。その父の死を知らされて沈鬱になる。美しい女性を守るため、寅さんは印刷工場の前に塀を立ち上げ、タコ社長とトラブルに、その時の春子の一言。
首筋の辺りがね。
どこか涼しげなのね。
生活のアカが
ついてないって
いうかしら
式根島の小学校教師。壷井栄の小説や木下惠介監督の映画で知られる「二十四の瞳」のおなご先生に憧れ、十五年前に島の教師として赴任。生徒たちだけでなく、島の人々にも慕われているが、女性としての自分について思い悩む。そこへ寅さんと出会う・・・