男はつらいよ

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  3. 新珠三千代(志津)

志津 第3作 新珠三千代

プロフィール

宝塚出身。退団後、川島雄三監督の『州崎パラダイス 赤信号』(56年)をはじめ、映画界で活躍。松竹『人間の條件』五部作や、東宝の「社長」シリーズに出演。『フーテンの寅』封切り時にスタートしたドラマ「細うで繁盛記」(NTV)でも旅館の女将を好演。

新珠三千代
志津

第3作 昭和45年1月
志津

私ね、
近頃寅さんの顔見ると、
何故だかその幼なじみを思い出すの

志津

志津

三重県の湯の山温泉で、旅館「もみじ荘」を女手ひとつで切り盛りしている。五歳の娘がいる。悩みは大学生の弟信夫(河原崎健三)のこと。無一文で泊まった寅さんを番頭として雇い入れる、こころ優しき女将。

男はつらいよ フーテンの寅

第3作 男はつらいよ フーテンの寅

柴又に帰って来た寅さんを待ち受けていたのは、見合い話だった。相手は川千屋の仲居・駒子(春川ますみ)。彼女は寅さんの昔なじみで、亭主持ちということで、大騒動に。それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという・・・
『なつかしい風来坊』(66年)など山田洋次作品の脚本を...

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