男はつらいよ

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男はつらいよ 柴又慕情
スタッフ

第9作 (昭和47年8月 公開)
男はつらいよ 柴又慕情

「貸間あり」の札に憤慨して店を飛び出した寅さんは、不動産屋で下宿を探すが、案内されたのは、なんととらやだった。旅の空の寅さんは、福井でOL三人組と楽しいひとときを過ごし、柴又へ帰ってくる。三人組の一人で、どこか寂しげな高見歌子(吉永小百合)は、小説家の父・高見修吉(宮口精二)とのぎこちない関係に悩んでいた。そんな歌子が柴又を訪ね、寅さんは色めき立つ…
 吉永小百合を迎え、適齢期の娘と娘を手放すことができない男やもめの父のエピソードが展開される。ベテラン俳優・宮口精二演じる修吉と寅さんのやりとりや、「本当の幸福」について真剣に悩むヒロインの姿が、さまざまな挿話のなかで描かれる。本作より二代目おいちゃんとして、松村達雄が登場。「貸間あり」騒動の不動産屋を、軽演劇のベテラン佐山俊二が好演。

拝啓寅さん
みんなからのメッセージ

理想は...

さすらいのかっちゃんさま

吉永小百合、とても可愛くて美しいなぁ。
やっぱり寅さんは、最後に振られてしまうんだなぁ。
どうしてあんなにマドンナは思わせぶりな人たちが多いのだろうか。自分が寅さんだったとしても、向こうが自分のことを好きなのかもしれないと思ってしまうだろう。

本当の幸せってなんだろうな...ぁ。自分もこの機会に考えてみようかなぁと思い、少し考えて見ましたので、つまらねえものですが、書かせていただきます。

寅さんは、いい人。困っている人を見ると、すっとお金をさしあげたり、人探しを手伝ったり、喜ばせたり。

そして、しばしば恋に落ちる。相手のマドンナたちは、毎回とても可愛くて美しく、優しい。そんなマドンナたちが幸せになれるようにと、寅さんは彼女たちへの愛から、色々と優しくしようと気を使う。マドンナも、毎回何かしらの問題を抱えているが、寅さんとの関わりを通して笑い転げて、大変面白いと感じてふと悲しみなりを忘れたり、乗り越えたり、解決することができる。マドンナは、最終的に問題を解決して、自分自身の恋人と結ばれていく。マドンナはこれで幸せになれる。

一方の寅さんはというと、惚れていたマドンナと一緒になることが結局できない。だが、マドンナの方は、好きな人と結ばれて幸せそうに見え、実際にそうなのだろう。
寅さんは、惚れた相手が幸せになってくれているのを見て、「おう、それはよかったなぁ〜」と笑いながら泣く。

本当の幸せとはなんだろうか。自分がいいと思った相手が幸せになってくれることが自分の幸せなのだろうか。例え自分自身が幸せになれなかったとしても。
相手も自分も幸せになれることが一番いいのかなぁ〜。

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寅さんの妹

寅さん舟屋のあじさいの恋さま

1月30日福井県越前市文化センターに寅さんクラシックコンサート行って来ましたよ!妹のさくらさんに会えてバックに寅さんの画像が写し出され歌にトークの満喫した時間嬉しい1日になり寅さんも聞いてくれてたかな奮闘努力の甲斐もなくをさくらさん熱演で歌ってもらい寅さんにも届いたかなって思い涙...しました。

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吉永小百合さんお美しい…

帝釈天ラブさま

吉永小百合さん演じる、歌子がちょっぴり思わせぶりで寅さん勘違い。浮かれる寅さんと事情を知ってる車一家とのギャップに何度も笑わされました!
最後の失恋シーンでは、かわいそうだけど、、、なんだかクスッときてしまいました。すみません寅さん…
あんなお美しい女性に「会い...に来たの」なんて言われたら…男だったらだれでも期待しちゃいますね。。
ですが最後の最後まで涙しながらも優しい言葉をかけた寅さんはかっこよかったです!
たくさんの笑顔と教訓をありがとう寅さん

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高見歌子

高見歌子

寅さん、
どうして
結婚なさらないの?

マドンナ

高見歌子

高見歌子(吉永小百合)

小説家の父・修吉とのコミュケーション不全に悩むOL。結婚問題を抱えて、“本当の幸福とは何か?”について真剣に考えている。旅先で出会った寅さんは、そんな彼女の心の支えとなる。

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高見歌子 第9・13作 吉永小百合

少女時代からラジオなどで活躍し、松竹映画『朝を呼ぶ口笛』(59年)で映画デビュー。日活専属時代、沢山の青春映画に主演。なかでも浦山桐郎監督の『キューポラのある街』(62年)では、数多くの新人賞に輝く。『男はつらいよ』の歌子は、シリーズ初の二回登板マドンナとなり大きな話題となった。山田洋次監督とは2008年の『母べえ』、2010年『おとうと』で再びコンビを組み、2015年には山田組5本目となる新作『母と暮せば』の公開が控える。

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ゲスト

高見修吉

高見修吉(宮口精二)

結婚したきゃ、結婚しろ。知らん

小説家、仕事一筋で妻とも別れ、娘・歌子と二人暮らし。歌子には結婚を決めた恋人がいるが、父を独りにしたくないと、踏み切れないでいる。文学座のベテラン、宮口精二が不器用な父親を好演。

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高見修吉 第9・13作 宮口精二

1937年、文学座設立に参加。黒澤明監督の『續姿三四郎』(44年)で映画デビューを果し、木下惠介監督の『善魔』(51年)、小津安二郎監督の『麦秋』(56年)に出演。文学座の舞台のみならず映画でも活躍。なかでも『七人の侍』(54年)の孤高の剣客は高い評価を受けた。中平康監督の『光る海』(63年)でも吉永小百合の父親を演じている。

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不動産屋C

不動産屋C(佐山俊二)

家は古いんですけどね。そのかわりお値段がぐっとお安くなってるんですよ

寅さんが下宿を探して、不動産屋をたらい回しにされて、最後にたどり着いた不動産屋の主人。彼が案内したのが、とらやだったので、大騒動に。

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不動産屋C 第9作 佐山俊二

1943年に佐山俊二一座を旗揚げ、浅草のコメディアンとして、戦前、戦後を通して活躍。八波むと志との“あらいやだコンビ”、由利徹・南利明との“脱線トリオ(第二期)”を経て、映画の名傍役に。テレビ版「男はつらいよ」では、「ハワイ騒動」の泥棒を演じ、映画シリーズでも初代備後屋役などでしばしば出演。山田洋次作品では『九ちゃんのでっかい夢』(66年)の間抜けな殺し屋役で好演。

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男はつらいよ 柴又慕情

今回の寅さん

寅さん
名ゼリフ

ほら、見な
あんな雲になりてえんだよ・・・

車一家登場人物の一言

  • 諏訪さくら
    諏訪さくら
    そりゃ悪いことしてお金儲けて、大きな家に住んでいる人もいるかもしれないわ。でもね、私たちが建てる家はまじめに働いたお金で建てるのよ。
  • 車竜造
    車竜造
    えっ、歌と寅子さんがかい?
  • 車つね
    車つね
    (おいちゃんのプロポーズについて)なによ、あんたなんて“おい、来るか”って、そう言ったきりじゃないの
  • 桂梅太郎
    桂梅太郎
    年なんか問題ないんじゃない?
  • 諏訪博
    諏訪博
    またひとつ失恋話が増えるんだな・・・
夢

漁師の女房さくら夫婦のもとへ、悪辣な借金取りがやってくる。そこへ渡世人・車寅次郎が颯爽と現れて…

騒動

騒動

貸間あり騒動

おいちゃんたちが、さくら夫婦の住宅資金の補助にと、二階を貸すことに、そこへ寅さんが帰って来て、ひと騒動。不動屋で物件を探した寅さんが案内されたのは…

あにいもうと

あに
いもうと

江戸川土手で話をしている寅さんとさくら。さくらの「どうして旅に出ちゃうの?」という疑問に対し、寅さんは「ほら、見な、あんな雲になりてえんだよ」と答える。定住者の妹と漂泊者の兄、二人の名場面となった。

人々

人々

  • 満男/沖田康浩(9作のみ)
  • 不動産屋/青空一夜、桂伸治、佐山俊二(寅さんが次々と訪れる不動産。)
  • 歌子の短大時代の友人 マリ/高橋基子、みどり/泉洋子(福井で寅さんが知り合うOL三人組。)
  • 高見修吉/宮口精二(歌子の父)

寅さんの
啖呵売

啖呵売

角は一流デパート白木屋、黒木屋さんで、紅白粉のお姉さんに、くださいちょうだい、いただきますと千や二千はくだらない品物ですが、今日は普段お世話になっております、観光客の皆様へ金沢地元民が特別サービスとして、破格なお値段でお願いしてます。本来なら無料で差し上げたいのですが、500円でいかがですか。500円!(石川県金沢市丸の内・金沢城跡前・めのう)

売ネタ

  • めのう(石川県金沢市丸の内・金沢城跡前)

  • 寅さん「チンガラホケキョーの唄」
  • 寅さん・登「幸せなら手をたたこう」
  • 寅さん「いつでも夢を」

ロケーション

  • 石川県 小松市 尾小屋鉄道 金平駅/寅さんが夢から醒める。
  • 石川県 金沢市 兼六園/寅さんは啖呵売、歌子は観光ですれ違う
  • 石川県 金沢市 犀川沿い 旅館 百山/寅さん、登と再会。
  • 福井県 吉田郡 永平寺町 永平寺/歌子たちが観光。
  • 福井県 ローカル線駅近く 味噌田楽 戸枝屋/寅さんと歌子たち出会う。
  • 福井県 坂井郡 三国町 東尋坊/寅さんと歌子たちバス旅行を楽しむ。
  • 福井県 永平寺町 京福電鉄 東古市駅/寅さんと歌子たちの別れ。
  • 愛知県 春日井市 高蔵寺町/結婚した歌子と鈴木正国の窯場。
  • 旅先の古びた橋/寅さんと登が再会。
金沢

石川県 金沢

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石川県 金沢

金沢 基本情報

江戸時代には、江戸幕府(約800万石と言われる)を除いて、大名中最大の102万5千石の石高を領した加賀藩(「加賀百万石」)の城下町として栄え、人口規模では江戸・大坂・京の三都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市であった。第二次世界大戦中、アメリカ軍からの空襲を受けなかったことから市街地に歴史的風情が今なお残っている。空襲の被害者やその遺族が少ない地域という理由から、終戦間もない頃には国際交流を目的として来日するアメリカ市民の滞在先としても選ばれた。また、長年の都市文化に裏打ちされた数々の伝統工芸、日本三名園の一つとして知られる兼六園、加賀藩の藩祖・前田利家の金沢入城に因んだ百万石まつり、さらに庶民文化(加賀宝生や郷土料理の治部煮等)などにより、観光都市として知られる。2009年にはユネスコの創造都市に認定された(国内では神戸市、名古屋市に続く3番目、クラフト&フォークアート部門ではアジア初)。また、北陸地方を管轄する国の出先機関や大企業の「北陸支社」「北陸支店」が置かれ、北陸三県の中心的な都市としての機能も担っている。

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東尋坊

福井県 東尋坊

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福井県 東尋坊

東尋坊 基本情報

海食によって海岸の岩肌が削られ、高さ約25メートルの岩壁が続く。この岩は輝石安山岩の柱状節理でこれほどの規模を持つものは世界に三箇所だけであり地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物及び名勝に指定されている。
地名の由来は、乱暴あるいは恋愛関係で恨みを買って此処から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧の名前による。

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多治見

岐阜県 多治見

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岐阜県 多治見

多治見 基本情報

多治見市(たじみし)は、岐阜県の南部に位置する市である。
美濃焼の産地として知られており、市内には由緒ある窯元や陶磁器に関する美術館、資料館、ギャラリーなどが点在している。名古屋市の中心部まで鉄道で約30分という利便性から、1980年代から1990年代前半にかけて市内各地で新興団地や分譲マンションなど住宅開発が行われたため、名古屋のベッドタウンとしても知られ、名古屋市愛岐処分場を擁するなど、岐阜県の主要都市ながら、名古屋市との結びつきが強い。2006年1月23日に土岐郡笠原町を編入(同日土岐郡消滅)。

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第9作
岐阜県 多治見

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近隣のロケ地
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あの頃

食べ物

味噌田楽

福井県のローカル線の駅近くの茶店で出会った歌子たちに、寅さんが御馳走する。田楽は具を串刺しにした様子が、田圃に棒を立てて踊る「高足の舞」に似ていることから付けられたとされる。尾張を中心に味噌をつけて焼くスタイルが定着。

モノ

スナップ用カメラ

歌子たちの旅の必需品。第一作で御前様が持っていた高級品ではなく、70年代には、小型のスナップ用カメラが普及。この頃より、日本製のカメラが世界市場で大きなシェアを占めるようになった。オートフォーカスとなるのは、70年代末からなので、この時代はまだマニュアル操作だった。

ファッション

アンノン族

1970年代、ディスカバージャパン・ブームに乗って、若者たちが「日本再発見」を目的に、さかんにグループ旅行を楽しんだ。OLや女子大生の間では、雑誌「アンアン」「ノンノ」を片手に、一人旅や少人数旅行が流行、“アンノン族”と呼ばれた。歌子たちもまさに“アンノン族”。

主な出来事

8月2日
カシオ計算機が世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」を発売。
8月10日〜11日
アメリカ、ベトナムからの地上勢力の撤退を終了。
8月23日
第54回全国高校野球選手権大会は大分・津久見高校が大会初優勝。
8月26日〜9月11日
ミュンヘンオリンピック開催。

データ

封切り日
昭和47年8月5日
観客動員数
1,889,000人
入場料
600円
上映時間
107分
受賞歴
キネマ旬報BEST10第6位(1972年)
同・読者の日本映画BEST10第6位(同)
併映作品
『祭りだお化けだ 全員集合!!』
監督:渡辺祐介 出演:ザ・ドリフターズ、林美智子、仁科明子、柳家小さん、ハナ肇
スタッフ
監督 : 山田洋次 脚本 : 山田洋次 朝間義隆
原作 : 山田洋次
撮影 : 高羽哲夫
音楽 : 山本直純
美術 : 佐藤公信

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第9作 男はつらいよ 柴又慕情