桑田佳祐が主題歌歌唱&オープニング出演決定!
50周年・50作目の記念すべき作品に、華を添える!
映画タイトルも『男はつらいよ お帰り 寅さん』に正式決定。

新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』桑田佳祐が主題歌歌唱

主題歌「男はつらいよ」を銀幕の世界で歌い上げます!

サザンオールスターズとしてデビュー40周年を迎えた桑田佳祐と今作が監督88作目となる山田洋次。それぞれ、昭和から平成と、音楽界そして映画界をリードしてきた二人ですが、今回は、そんな山田監督の記念すべき作品に桑田佳祐が見事に華を添える形となりました。

【主題歌、歌唱&出演決定の経緯】
テレビ番組で「男はつらいよ」を歌う桑田さんの映像を目にした山田監督は、「実にうまい!」と大感激。桑田さんのこの歌へ寄せる想いも感じられ、それが脳裏から離れずにいた。今作を製作するにあたり、山田監督自ら、「是非、新しい寅さんの幕開けをあの素晴らしい桑田さんの『男はつらいよ』で始められないか。出来れば出演もしていただき、華を添えてもらえないだろうか。」と提案。桑田さんに熱いラブレターを書きその想いを伝えた。
もともと桑田さんは、かつて自身のテレビレギュラー番組に「音楽寅さん」というタイトルをつけるほど寅さんや山田監督のファン。主題歌の「男はつらいよ」もAct Against AIDSのステージや、映像作品「THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~」の中でも披露してきています。そんな桑田さんは熱い山田監督の気持ちを受け取ると、ありがたいお話いうことで即座に承諾し、実現へと至りました。

新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』桑田佳祐が主題歌歌唱

【山田監督コメント】
桑田佳祐さん主題歌に寄せて
桑田佳祐という人と渥美清さんは、心情において深く重なっているのではないか、と前々から思っていて『男はつらいよ』の50作目を作るなら、なんとかして桑田君に主題歌を歌ってもらいたいと強く願って直接に手紙を書きました。いわばラブレターです。その承諾の返事を聞いたときは本当に嬉しかった。桑田君が歌う「男はつらいよ」は、人を優しい気持ちにさせ、元気づけてくれる。「まあ、こんな私でもなんとか生きていけるんじゃないかな」観客の背中をポンと押してくれるような素晴らしい主題歌となり、記念すべき50作目のオープニングを飾るに相応しい名シーンとなりました。桑田君、「寅さん」の世界に飛び込んで来てくれてありがとう!「音楽寅さん」はまさに「映画寅さん」でもあった。渥美さんもきっと喜んでくれると思います。

山田 洋次

 

【桑田佳祐コメント】
山田洋次監督始め、山田組や松竹映画スタッフの皆様には、何と御礼を申し上げたら良いのか言葉もございません。
映画「男はつらいよ」には、我々世代も沢山の笑いと涙と感動のドラマを”魅せて”頂きました。渥美清さん演ずる「寅さん」には、あの方ならではの男の色気で、恋することのもどかしさ、家族や人間同士の絆、生きることの脆さ、儚さ、せつなさ、そして渥美さんご自身の「粋な口上」の数々や、お上手な歌などもたくさん教えて頂き、私も渥美清さん演じる「寅さん」を、どこかファンのひとりとして、真似をしながら生きて来たような気が致します。
昨年末、私のライブにまでわざわざお越し頂き、4時間越えのステージを最後までお立ちになったままご覧頂いた山田監督。憧れの人にお逢い出来た瞬間、私は全身から力が抜けてしまった事を忘れません。撮影スタジオでは、主題歌を歌うシーンで、私のおぼつかない「演技」に、暖かく御指導をいただきましたことは、一生の思い出です。
今回、この夢のようなお話を頂き、本当にありがとうございました。そして天国におられる渥美清さんには、心より深く感謝申し上げます。

桑田 佳祐

 

<桑田佳祐プロフィール>
桑田佳祐(くわたけいすけ):ミュージシャン、歌手
1956年2月26日生まれ、神奈川県出身。78年に「勝手にシンドバッド」でデビュー以降、サザンオールスターズのフロントマン、ソロアーティストとして数々の名曲、ヒット曲を生み出し、日本のミュージックシーンのトップを走り続ける。サザンオールスターズとしては、昨年6月25日にデビュー40周年を迎え、8月1日に40周年記念プレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』をリリースし大ヒットを記録。3月30日からは、6大ドーム&アリーナツアー『WOWOW presentsサザンオールスターズLIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」supported by 三ツ矢サイダー』を開催する。

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