男はつらいよ

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続 男はつらいよ
スタッフ

第2作 (昭和44年11月 公開)
続 男はつらいよ

一年ぶりに帰郷した寅さんは、葛飾商業の恩師・坪内散歩(東野英治郎)と、その娘・夏子(佐藤オリエ)と懐かしい再会を果す。酒を酌み交わしたものの、寅さんは胃けいれんを起こし入院してしまう。しかし寅さんは病院を抜け出し、無銭飲食をして警察沙汰となり、さくらは心を痛める。故郷を後にした寅さんは、京都で夏子らと偶然再会し、散歩先生の薦めで、“瞼の母”に会いに行くが…
 散歩先生とその娘をめぐるエピソードの暖かさ、瞼の母に感動の再会と思いきや、実は…という悲喜こもごも。爆笑のなかに、ミヤコ蝶々演じる、寅さんの産みの母・お菊が、重ねて来た苦労が偲ばれる細やかな監督の演出など、みどころタップリ。

拝啓寅さん
みんなからのメッセージ

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坪内夏子

坪内夏子

おばさん、何てこというの、
寅ちゃんはね、ただおばさんに、
生みのお母さんに会いたくて、
それだけでここへ来たのよ

マドンナ

坪内夏子

坪内夏子(佐藤オリエ)

散歩先生のお嬢さんで、寅さんの幼なじみ。京都で実の母に会いたいという寅さんに同行、毘沙門町のラブホテル“グランドホテル”で、寅さんがお菊(ミヤコ蝶々)に冷たいそぶりをされて、思わず発した一言。

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坪内夏子 第2作 佐藤オリエ

彫刻家佐藤忠良の娘。1966年、フジテレビ系のテレビドラマ「若者たち」のオリエ役でデビュー。テレビ版「男はつらいよ」でも、散歩先生の娘・冬子としてマドンナを演じている。

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ゲスト

坪内散歩

坪内散歩(東野英治郎)

しかしだ。おまえなんかより少し頭がいいばっかりに、おまえなんかの何倍もの悪いことをするやつが、うじゃうじゃいることだ。こいつは許せん!実に許せんバカモノどもだ!!

寅さんの恩師。不良で手がつけられなかった寅さんを分け隔てなく可愛がる。柴又で英語塾を開設し、子供達を教えている。情に厚く、大人になった寅さんに対しても、昔と変わらずに説教をする。

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坪内散歩 第2作 東野英治郎

1944年、俳優座設立に参加、舞台、映画、テレビで幅広い活躍をした。特に1969年から14年に渡って主演した「水戸黄門」(TBS)の“黄門様”はお茶の間に親しまれた。テレビ「男はつらいよ」で、散歩先生を演じている。

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お菊

お菊(ミヤコ蝶々)

やかましやい、なに言うてケツかんのじゃ、アホ!どこぞの世界に自分の子供を喜んでほうる親があるんじゃ

寅さんの実母。柴又芸者だった頃に、寅さんの父・平造との間に一男をもうける。その直後、関西へと出奔し、京都でラブホテルを経営。歯に衣着せぬ物言いで、寅さんとやり合うがやはり母子、二人は仲良くなる。第7作では柴又に久しぶりに戻ってくる。

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お菊 第2・7作 ミヤコ蝶々

東京日本橋生まれ。南都雄二との夫婦漫才で人気を博し、ラジオ、映画、テレビで活躍。山田洋次監督の『吹けば飛ぶよな男だが』(69年)や、瀬川昌治監督の「喜劇・旅行シリーズ」などの松竹喜劇映画に出演。

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藤村薫

藤村薫(山崎努)

僕が医者じゃなかったら、表へ出ろと、言いたいところだ。

金町中央病院に勤務。寅さんが胃けいれんで入院し、そのことで坪内夏子と知り合う。傍若無人な寅さんの振る舞いに、血気盛んなところを見せる。しかしその結果、夏子と交際することになる。

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藤村薫 第2作 山崎努

岡本喜八監督の『大学の山賊たち』(60年)で銀幕に登場。黒澤明監督の『天国と地獄』(63年)でも若い医師を演じ、一躍注目を集める。さらに黒澤監督『赤ひげ』(65年)では、海外でも注目され、テレビ、映画、舞台と、日本を代表する俳優の一人となった。2007年、秋の叙勲で旭日小綬章を受章。

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続 男はつらいよ

今回の寅さん

寅さん
名ゼリフ

満男、お前早くでっかくなって親孝行するんだぞ、
いくら俺に面が似ているからって
俺みてえな男になったらおしめえだ、いいな

車一家登場人物の一言

  • 諏訪さくら
    諏訪さくら
    馬鹿よ、お兄ちゃんは・・・何してたのよ、私たちがこんなに心配しているのも知らないで・・・
  • 車竜造
    車竜造
    寅さんよ、おめえに似てるって評判なんだよ・・・
  • 車つね
    車つね
    おかしな人だねぇ、寅さんも・・・
  • 桂梅太郎
    桂梅太郎
    こういう時には便利な男だねぇ
  • 諏訪博
    諏訪博
    例えばですね、お母さんとか母親とかお袋とか、こういった言葉を口にしてはいけません、絶対に
夢

昔日の風景のなか、寅さん“瞼の母”と再会する。

騒動

騒動

寅さん入院・騒動

胃けいれんで金町中央病院に入院した寅が、病院を抜け出し、登と焼き肉店で無銭飲食。

あにいもうと

あに
いもうと

さくら夫婦に満男が誕生し、寅さんと初対面。

人々

人々

  • 坪内散歩/東野英治郎
  • 坪内夏子/佐藤オリエ
  • 金町中央病院の入院患者/財津一郎
  • 金町中央病院の医師・藤村薫/山崎努
  • 寅の実母・お菊/ミヤコ蝶々
  • グランドホテル従業員・お澄/風見章子

寅さんの
啖呵売

啖呵売

そりゃ私だって商売ですよ、家に帰りゃー女房子供が、腹空かして待ってる。昔の仙人じゃあるまいし、霞の中からスーッと出てきてこんなことしているわけじゃありません。ちゃんとね、ネタ元というところがあって、その道具を借りて店を出しているわけだ。こんな易なんてもので人間の運勢などというものが百発百中で当たるわけがない。あたくしが言っているんだから、間違いない。(東京の縁日・人相、易断本)

売ネタ

  • 人相、易断本(京都府嵐山・渡月橋前)
  • 人相、易断本(源公と・東京の縁日)

  • 寅「チンガラホケキョー」
  • 散歩先生「第三高等学校寮歌」
  • 寅「ハナマルキCMソング〜おかあさん」

ロケーション

  • 三重県 伊賀市 柘植駅前の旅館・小崎亭/寅さんが夢から目覚める
  • 京都市 東山区 清水寺〜哲学の道/坪内父娘が歩いている
  • 京都市 右京区 嵐山・渡月橋のそば/寅さん、夏子と再会
  • 京都市 東山区 安井毘沙門町 グランドホテル仏蘭西ハイツ/寅さん、夏子と瞼の母に会いに行く
  • 京都市 中京区 旅館 巴家/寅さんと散歩先生、酒を酌み交わす
  • 京都市 東山区 三条大橋/寅さんとお菊、仲良く歩いている
京都

京都府 京都

日本地図
京都府 京都

京都 基本情報

京都府の南部に位置する内陸都市で、市内を賀茂川(途中で高野川と合流し、鴨川と名前を変える)、桂川、宇治川などが流れる。
四条河原町(四条通と河原町通の交差点付近)は京都で最大の繁華街である。

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柘植

三重県 柘植

日本地図
三重県 柘植

柘植 基本情報

柘植駅(つげえき)は、三重県伊賀市柘植町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。三重県内で最初に開業した駅である。「拓殖(たくしょく)」などと誤解されることが多い。
当駅の所属線である[1]関西本線と、当駅を起点とする草津線との接続駅となっている。
当駅は近畿統括本部亀山鉄道部が管轄する。草津線についても三重県と滋賀県の県境付近にある境界標までの約1.4kmの区間は亀山鉄道部の管理である。なお、当駅から関西本線加茂方および草津線方面が大阪近郊区間に入る。

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第2作
三重県 柘植

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あの頃

食べ物

うなぎ

散歩先生が「江戸川の天然ものの“うなぎ”が食べたい」と寅さんに頼む。釣り糸を垂れる寅さんだったが・・・

モノ

テレビ

とらやの茶の間にあるテレビは、まだモノクロ。京都から傷心の寅さんが戻って来ての昼餉、気まずい雰囲気のなかテレビを付けると・・・

ファッション

源ちゃん

御前様をしくじったのか、『続 男はつらいよ』の源ちゃんは、寅さんと京都へ旅に出る。もちろん服装は私服。

主な出来事

11月5日
警視庁、大菩薩峠で赤軍派53人を逮捕(大菩薩峠事件)。
11月17日
佐藤首相訪米。11月21日、3年後の沖縄返還合意を取り付ける。
11月28日
日本プロ野球における黒い霧事件で、西鉄ライオンズの永易将之投手を永久追放処分。

データ

封切り日
昭和44年11月15日
観客動員数
489,000人
入場料
500円
上映時間
93分
受賞歴
第24回毎日映画コンクール・監督賞/山田洋次(1969年)
同・主演男優賞/渥美清(同)
キネマ旬報BEST10第9位(同)
併映作品
『喜劇 よさこい旅行』
監督:瀬川昌治 出演:フランキー堺、倍賞千恵子、森田健作、長山藍子
スタッフ
監督 : 山田洋次 脚本 : 山田洋次  小林俊一 宮崎晃
原作 : 山田洋次
撮影 : 高羽哲夫
音楽 : 山本直純
美術 : 佐藤公信

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