男はつらいよ

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男はつらいよ ぼくの伯父さん
スタッフ

第42作 (平成元年12月 公開)
男はつらいよ ぼくの伯父さん

満男は浪人生となり、予備校通いの毎日。勉強に身が入らず、さくらや博を心配させている。そこで久しぶりに戻って来た寅さんが、その悩みを聞くために浅草のどぜう屋で酒を酌み交わす。恋心を募らせる後輩の及川泉(後藤久美子)は両親の離婚で転校。一目会いたさに名古屋から、佐賀県へバイクを飛ばす満男。偶然にも寅さんと再会、二人で泉を訪ね、美しい叔母・寿子(檀ふみ)に迎えられるが、泉の伯父は教育者で…
 第27作『浪花の恋の寅次郎』から吉岡秀隆が演じて来た、満男を主軸にすえた第42作。浪人生にも関わらず満男は、高校の後輩の美少女・泉にぞっこん。演じるは“国民的美少女”後藤久美子。家庭的に恵まれず、名古屋でミニクラブのママをする母・礼子(夏木マリ)に反発し、叔母を頼っての佐賀暮らし。バイクで泉に会いに来た満男に、頑固な叔父・尾藤イサオは手厳しい。しかし、寅さんは「満男をほめてやりたい」と意見をする。

拝啓寅さん
みんなからのメッセージ

ぼくの伯父さん

さま

泉のおじさんは 満男の事を迷惑だと主張します、それに対して、寅さんは,満男の事は褒めてやりたいと言います、いずれにも 言い分はあるのですが、泉のおじさんは 建前論、寅さんは人情論の対立です、寅さんファンとしては やはり ここは 寅さんのカタを持ちたい気分です。 その後 校門で 泉...に逢った寅さんが泉に 早く土地の言葉を覚えて友達を作りな、よかか? 泉 よか このシーンは テキヤとして全国を歩いている、旅人でなければ 言えない言葉です、満男の恋人 泉ちゃん にたいする 寅さんの 暖かい気持ちがよく現れているシーンだと思います。

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及川泉

及川泉

お互い好きだから、
結婚したんでしょう?
その気持ちがどうして
変わってしまうの?

マドンナ

及川泉

及川泉(後藤久美子)

葛飾高校での満男の吹奏楽部の後輩。両親が離婚し、水商売を始めた母・礼子(夏木マリ)と名古屋に住んでいたが、佐賀県に住む叔母・寿子(檀ふみ)をたよって九州へ。

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及川泉 第42・43・44・45作 後藤久美子

小学五年生からモデルとして活躍、1986年「テレビの国のアリス」(NHK)でデビュー、キャッチフレーズは「国民的美少女」。第42作『ぼくの伯父さん』(89年)、第43作『寅次郎の休日』(90年)、第44作『寅次郎の告白』(91年)、第45作『寅次郎の青春』(92年)、第48作『寅次郎紅の花』(95年)で、五作及川泉を演じた。

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ゲスト

奥村寿子

奥村寿子(檀ふみ)

慰めてもらいよっとですね、わたしは・・・

泉の叔母、厳格な教育者の夫・嘉一(尾藤イサオ)と、その父(今福将雄)とともに暮らしている。泉を訪ねてきた満男と寅さんをもてなすが、夫はそれに反対する・・・

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奥村寿子 第18・42作 檀ふみ

父は作家の檀一雄、兄はエッセイストの檀太郎。本人もエッセイストとして数々の著作を出版している。『昭和残侠伝 破れ傘』(72年)で映画デビューを果し、『ふれあい』(75年)、『青春の蹉跌』(74年)などに出演。『わが愛の譜・滝廉太郎物語』(94年)で第17回日本アカデミー賞助演女優賞に輝いた。第42作『ぼくの伯父さん』では、泉(後藤久美子)の伯母役で出演。

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及川礼子

及川礼子(夏木マリ)

きっと(泉は)私と暮らすのが嫌なんでしょう

泉の母、佐賀県出身、名古屋でミニクラブを経営。泉を訪ねて来た満男に、泉が佐賀県に住んでいると伝える。

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及川礼子 第42・43・44・45・48作 夏木マリ

1973年、「絹の靴下」が大ヒット、歌手、女優として、ステージや映画、テレビドラマで活躍。シリーズでは、第42作『ぼくの伯父さん』(89年)、第43作『寅次郎の休日』(90年)、第44作『寅次郎の告白』(91年)、第45作『寅次郎の青春』(92年)、第48作『寅次郎紅の花』(95年)で、泉の母・礼子を演じている。

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奥村嘉一

奥村嘉一(尾藤イサオ)

まぁ、受験ば控えた今頃、バイクで九州旅行するぐらいじゃげんが、よっぽどの秀才じゃろ?

泉の叔父、堅物の高校教師。バイクで泉に逢いに来た満男に対し、強い語調で説教する。さらに、寅さんにも満男のことで意見をするが・・・

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奥村嘉一 第42作 尾藤イサオ

1962年、アニマルズの「悲しき願い」をカバーして大ヒット、「マック・ザ・ナイフ」、アニメ「あしたのジョー」の主題歌などヒット曲を生み出す。俳優として、『衝動 殺人息子よ』(79年)など、数多くの映画に出演。

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男はつらいよ ぼくの伯父さん

今回の寅さん

寅さん
名ゼリフ

俺はな、学問つうもんがないから
上手い事はいえねえけれども
博がいつか俺にこう言ってくれたぞ
自分を醜いと知った人間は
決してもう、醜くねえって・・・

車一家登場人物の一言

  • 諏訪さくら
    諏訪さくら
    満男、あんたがそういう態度なら、もうご飯なんて作ってあげないからね
  • 車竜造
    車竜造
    いいのか相談に乗ってやるなんて、偉そうな口きいて、あいつがロクなこと教えるわけがないだろう・・・
  • 車つね
    車つね
    あの男(寅さん)の教えることなんかね、お酒の飲み方ぐらいなもんだよ
  • 桂梅太郎
    桂梅太郎
    いいのかい、そんなことして、満男君、不良になっちゃうよ
  • 諏訪博
    諏訪博
    あーあ、息子はバイクで、親父は自転車か・・・
  • 諏訪満男
    諏訪満男
    いつも人の世話ばかり焼いていて、世間では変人扱いされている伯父さんだが、ぼくは近頃、なぜかこの人に魅力を感じるんだ
夢

本作品にはなし

騒動

騒動

寅さん、満男と飲みに行く騒動

甥の悩みを聞くべく、寅さんが浅草のどぜう屋に満男を連れてったまでは良かったが、二人ともしこたま飲んで、しかも寅さんはお金を持っていなくて…

あにいもうと

あに
いもうと

浪人中の満男とのコミュニケーションがうまくとれない、さくらと博。久々に帰って来た寅さんに、満男の相談相手になって欲しいと頼むが、いざ二人が出かけてみると、気が気でなくなり…

人々

人々

  • 水郡線の車中の老人/イッセー尾形(席を譲ろうとしてトラブル)
  • 水郡線袋田駅・駅長/じん弘(寅さんと老人のトラブルを仲裁する)
  • 浅草のどぜう屋・飯田屋・店員こずえ/戸川純
  • 泉の母・及川礼子/夏木マリ
  • 泉の伯母・奥村寿子/檀ふみ
  • その夫・奥村嘉一/尾藤イサオ
  • その父・奥村章之助/今福将雄
  • 郷土史会の老人・淳平/石井均

寅さんの
啖呵売

啖呵売

ようし、さぁ、もうヤケだ。ヤケのヤンパチ日焼けのナスビ、色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときた(佐賀県小城町・須賀神社・暦)

売ネタ

  • スカーフ、手袋(佐賀県佐賀市松原・佐嘉神社)
  • 暦(佐賀県小城町・須賀神社)

  • コーラス「追憶」
  • 徳永英明「MYSELF〜風になりたい〜」

ロケーション

  • 茨城県 大子町 水郡線/寅さん、お爺さん(イッセー尾形)と揉める
  • 茨城県 大子町 水郡線 袋田駅 寅さんとお爺さん、電車から降りて乱闘。駅長(じん弘)が仲裁に入って、手打ち
  • 愛知県 名古屋市/満男が泉の母・礼子を訪ねる
  • 佐賀県 三瀬峠/国道263号線で、満男がバイク事故
  • 佐賀県 佐賀市 松原 佐嘉神社/天衝舞。寅さんがスカーフ、手袋をバイ
  • 佐賀県 佐賀市 嘉瀬町 嘉瀬川河川敷/「第9回熱気球選手権」満男がバイクで通る
  • 佐賀県 佐賀市 三日月町 山王神社/満男がバイクで通る
  • 佐賀県 佐賀市 三日月町/泉の住む奥村宅に満男が訪れ、泉と再会
  • 佐賀県 えびす旅館/満男、寅さんと再会
  • 佐賀県 神埼市 吉野ケ里遺跡/満男と泉、寅さんとばったり
  • 佐賀県 佐賀郡 富士町 東畑瀬(現・佐賀市)公民館前のお堂/泉と満男、柿を食べる
  • 佐賀県 佐賀郡 富士町(現・佐賀市) 古湯温泉/寅さん、郷土史会の人々と宿泊
  • 佐賀県 小城郡 小城町(現・佐賀市) 佐賀県立小城高校/寅さんが泉を訪ねる
  • 佐賀県 小城郡 小城町(現・佐賀市) 唐津線 小城駅/寅さんが柴又に電話
袋田

茨城県 袋田

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茨城県 袋田

袋田 基本情報

袋田駅(ふくろだえき)は、茨城県久慈郡大子町大字袋田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅。

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第42作
茨城県 袋田

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佐賀(吉野ケ里遺跡)

佐賀県 佐賀(吉野ケ里遺跡)

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佐賀県 佐賀(吉野ケ里遺跡)

佐賀(吉野ケ里遺跡) 基本情報

吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵にある遺跡。およそ50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落(環壕集落)跡で知られる。
物見やぐらや二重の環濠など防御的な性格が強く日本の城郭の始まりとも言えるものであり、1986年(昭和61年)からの発掘調査によって発見された。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっている。

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第42作
佐賀県 佐賀(吉野ケ里遺跡)

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あの頃

食べ物

どぜう鍋

寅さんが満男に、酒の飲み方を伝授するのが、浅草のどぜう屋。下町の名物「どぜう鍋」は庶民の味。泥鰌を丸のママ、鉄の小鍋で煮て、甘辛い割り下を入れて、ネギをのせ、薬味を入れて食べる。「どぜう」と表記するのは、「どじょう」の四文字では演技が悪いと、江戸時代に浅草の老舗どぜう屋の初代主人が考案。

モノ

古伊万里

泉の叔母の義父(今福将雄)が、寅さんに自慢するのは代々伝わる古伊万里の絵皿。VOCの染め付けは、東インド会社のロゴで、オランダに輸出するために作られたもの。

ファッション

フルート

及川泉が吹奏楽部で担当しているのがフルート。満男も中学時代からフルートを手にしていた。フルートは木管楽器、横笛の一つで、かつては木製だった。現在では金属管にキーを備えて、音域はほぼ3オクターブ。柔らかく清らかな音色は、まさしく泉のイメージとピッタリ。

主な出来事

11月24日
チェコスロバキア、ビロード革命。共産党政権が崩壊。
12月3日
米ソ首脳によるマルタ会談。
12月20日
米軍パナマ侵攻。
12月22日
ルーマニアのニコラエ・チャウシェスク政権崩壊。
12月29日
東証日経平均株価が史上最高値の38,915円87銭を記録。

データ

封切り日
平成元年12月27日
観客動員数
1,900,000人
入場料
1,500円
上映時間
108分
受賞歴
第3回日刊スポーツ映画賞助演男優賞/吉岡秀隆(1990年)
併映作品
『釣りバカ日誌2』
監督:栗山富夫 出演:西田敏行、石田えり、原田美枝子、笹野高史、三國連太郎
スタッフ
監督 : 山田洋次 脚本 : 山田洋次 朝間義隆
原作 : 山田洋次
撮影 : 高羽哲夫
音楽 : 山本直純
美術 : 出川三男

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第42作 男はつらいよ ぼくの伯父さん